日本から帰国していきなり聞かされたキーちゃん家族のパタヤ訪問。兎に角お金が必要だ。話を聞くと「私が全部面倒見るので心配ないわ。」とB1000だけ強請るキーちゃんに安心していたら、やはりそうでもなかった。(笑い)
いつ来るのか聞いたら、最初はソンクラーンの休みを利用してくるので14日と15日ということであった。しかし、その日には来ず、確かめると16日と17日になったと言う。誰が来るのか確認すると長男の運転でお母さんとキーの娘ネーン、長男の息子と二番目の奥さんの5人という構成だ。で、最初の予定だった14、15は長男の別れた妻がいるコンケーンとコラートで休み、16日にパタヤへ到着するという。
いつものように朝6時には起床のキタさん。コーヒーを飲みながらメール
チェックをしていると突然キーの電話が鳴った。運転手の兄さんからだった。「今、レンチャバーンにいるが、どうやってパタヤへ行くんだい?」キーちゃんは答えられずにキタさんに聞く。「ダーリン、どうすれば好い?」ラヨーン、サタヒップ方面へ向かい30分でパタヤに着くと
教える。
5人も来るのにホテルの予約もしていなかったキーちゃん。二日前に相談を受けたキタさんが何とか自分の
ホテルの部屋を取ってあげた。ネーンはキタさんの部屋に泊めることにし、お母さんと長男夫婦、それに息子が一人、4人で一部屋は厳しいと言うと、キーちゃんは「大丈夫、お母さんはヘアー
サロンの裏の私の部屋に寝てもらうわ。」と気にしない。「分かった、あなたの言う通りにします。」(笑い)とキタさんは安心していた。
時計を見ると8時過ぎ。突然、何を思ったかキーちゃん、「今から部屋に戻るわ。取りにいく物があるの。家族が着いたら宜しくね。」とキタさんの部屋から出て行ってしまった。すぐに戻ると言うが、家族が着いてしまったらどうしよう?戸惑うキタさんだった。
9時になって電話が入る。キーちゃんからだった。「家族が到着して駐車場にいるわ。チェックインしてね。」電話が切れた。慌てふためいて階下へ降りる。お母さんをはじめ家族に会うのは二度目だが、去年の6月にキーのお父さんが脳梗塞で入院して以来だった。
ホテルの駐車場に出ると長男のピックアップ
トラックが留って、すでに皆荷物を荷台から降ろしていた。キタさんの姿を見つけたキーちゃんの愛娘ネーンが走ってきてキタさんに抱きついた。嬉しかったねえ。お母さんと兄さんに挨拶、ワイをしてホテルへ案内した。キーちゃん以外誰も英語を話さない。頭の中はぐちゃぐちゃだった。まだ正午前だがチェックインさせてもらい部屋に案内する。

一部屋だったので家族の皆、びっくりしたようだった。丁度、キタさんの部屋の対面だったので都合が良かった。自分の部屋から冷たい水を持っていってあげるキタさん。急いでキーちゃんに電話を入れると丁度ロビーに戻ったところだった。すぐに部屋に上がると愛娘ネーンとお母さん、兄さんと対面。ちょっと感動したシーンだった。

ガイド役のキーちゃんはすでに予定を立てていた。ネーンをキタさんの部屋に呼ぶと、早速水着に着替えさせ、ラン島へ行く準備をする。キタさんは家族の朝食の心配をしていたが、そんなことお構いなしに腹を減らした長男ジェックはママーのラーメンを食べていた。

長男のピックアップトラックへ乗り込みバリハイ桟橋へ。後ろの荷台にはお祖母さんとネーン、ジェックの息子ベットとキタさん。ビーチロードからサウス・パタヤまで朝の風が気持ちが良い。ソンクラーンの休みとあって車を止める場所が無い。皆を下ろし、ジェックは車を止めに行った。11時のボートはまっすぐタウェンビーチに着く。ビーチ
チェアーを借りる前にいつものチョークン・レストランで早めのランチにする。ここが一番良心的値段で味も美味しい。元ガイドのキタさんの調査だから間違いない。皆でカニチャーハンを頬ばる。長男ジェックが注文した海草スープも美味かった。
待ちきれずに食事もそこそこにビーチに飛び出していくネーン。ビーチチェアーは5つ借りて、皆ネーンの後を追った。お祖母さんも一緒に海に入る。お祖母さんは子育てに忙しく
旅行などしたことが無かった。勿論パタヤは初めてである。買ったばかりの防水
カメラを持ってキタさんも皆が泳ぐ仲間に加わった。

楽しいビーチを後に午後3時の便でパタヤに戻ると仏陀丘のラジオ局の展望台からパタヤビーチを一望する。祈祷したあと、正月の祝いに用意した爆竹を鳴らしに展望台の裏手に回る。ジェックが代表して爆竹を手に階段を降りる。キーの家族はじっとその様子を見守る。両手で耳をふさいでいる姿はこっけいに見えた。爆竹に火をつけると駆け足で階段を登るジェック。それを見ながら笑う家族。
絶景をバックに記念撮影をしてからセカンドロードへ出る。ホテルに戻る途中はソンクラーンの水合戦の最中。ピックアップトラックの荷台からネーンとキタさんも参戦する。(笑い)お祖母さんは水に濡れないように前部座席に移動していた。

夕食はソイ1のタイバイキング、サンパーンへ。最近値上がりしてしまったが、それでも食べ放題で一人129バーツ。何でもあるので安心できる。ジェックの若奥さんの食欲にはキーも驚いていたがサンパーンで大正解だった。(笑い)

お仲も膨れたところでキーちゃんはウォーキングを案内したかったが全員疲れて「ノー」。今晩は帰って寝ることになり、キーちゃんはお母さんを自分の部屋に案内した。すると家族全員からブーイングの嵐!!「何故、お祖母ちゃんを一人で寝せるのだ〜」最初は承諾していたお祖母さんまで一緒に「断固反対」していた。困ったのはキーだった。二部屋を取るだけの予算もない。結局お祖母さんは長男夫妻の部屋に寝ることになり全員でホテルへ戻る。お祖母さんは
ソファに寝たようだ。

ネーンを連れて部屋へ戻るとキーとネーンは10ヶ月ぶりの母娘の再会を楽しんだ。それをニコニコしながら見つめるキタさんであった。そして三人でベッドに入り「川の字」に寝た。こうしてキーちゃんファミリーのパタヤ初日は終わった。

