暑い中、お疲れね

パタヤもここ1週間ほどかなり暑い

今日は久々に涼しかったが・・・雨にやられた・・・
小説風に書いたのでそういう気持ちで読むこと・・・わーった
報告書
8月某日。深夜未明
突然けたたましく鳴る。
デスクの電話、古ぼけてはいるが、人を起こすには打ってつけの音である。
ジリジリジーーン。口を空けて背もたれから落ちそうになる私には最悪の起こされ方である。
「あい、屋台警察、ま1課です」
「え?本当ですか?場所はどこです?はい。はい。わかりました、御名前よろしいですか?」ガチャン「ツーツー」
俗に言うたれ込みである。大体こういう電話は8割が同業者からの嫌がらせ電話である。嫌がらせとは言え問題があれば動かなくてはならないのが私たちの仕事でもある。
「あ〜〜ぁ」大きいあくびしながら、内容を手帳に取りながら朝の課長の出勤を待つとするか・・・しかし、この課長とはとにかく気が合わない。同期のくせにやたら出世が早く、上司が来るとヘコヘコバッタのように腰がカクカク曲がるのである。
更に顔がクリ頭先生くらいでかいので遠近法を全く無視した集合
写真は恐れ入る。
来た来た「みんな、おはよう今日も引継ぎ30分、すぐ朝礼だ」 うぅ声もでかい。
「おーいヤジ君、深夜タレこみが合ったんだって?またろくな屋台じゃないんだろ?」「例のカオマンガイか?」
「いや実はバーミーなんですよ」「バーミー?なんで早く言わんのだ。お前の出世は先の先だな」
必ずあいだに嫌味を入れるのも署のコミュニケーションだと思っているから腹が立つ。
朝礼までに簡単に捜査計画を書いておきなさい・・・てっ。おいっ。
5分しかねーじゃねーかよ。
人使いの荒いクリ野郎目、今に屋台検定1級に合格して、お前なんか見下してやる。
そしてさっさとこんなトコやめて喰いタンデカになってやる。そーだな〜〜名前はパタヤエージャンー、喰いタンデカヤジ。うーん、デカヤジはちょっとでっかいやつみたいだからな。えーとえーと
「こらヤジ君、お前はいったいをやってるんだね?顔を赤くして、ニヤニヤしてるんだ。みんな集まってるんだ、早くしろ」「あ、はい。すまみせん」「すみませんダ!ぼけ」
「本日未明4時5分にタレ込みらしき電話がありました。ws、ソイ14、シークレットGOGOの前でうまいバーミーがあると言うことです。更に水の切り方がビシッとしており更に更に麺があがると軽く飛ばして投げ込むという技まで持っているというとのことです」
ざわざわと会議室がしてきた。そうなのである。カオマンガイ、カオパット、のような米類の屋台はある程度どこでも合格点がもらえるような、安定した味を出しているのである。
ところがクイッティオを代表に麺類は非常に味の差が出てしまうのである。実は私が屋台検定5級なのもこの麺が見分けられないのである。お湯の温度調整、時間、麺をなべでいかにすべるように踊らせるかが
ポイントなのである。
そして取り上げるざるで深いやつは全体が同じような歯ごたえが出なく
場所によっては歯ぬかりがするような感じになるのである。浅い平らに近いざるで麺を廻しながらすくうのである。
そして更に、お湯をしっかり切り、汁の中に
落とし今一度汁を麺にしみこませるのである。
「え?これが出来てるバーミー屋があるとい連絡だったんでか?ヤジさんお手柄じゃないですか・・・」寝てて電話に出ただけなのにお手柄だって・・なんじゃそりゃ・・・近頃の若いものは全くほめるのがうまいんだから〜〜「そ、そうか、手柄か?はは」
「ヤジ君じゃ〜〜明日調査に行って来てくれ、な。いいか、くれぐれも自然な表現をするんだぞ。お前は顔に出やすいからな。うお〜〜この麺は
メビウスが蛇に変わる前の髪の毛より美しい〜〜とかわけのわからないこと言わないようにナ。バーミーの調査でもあるためやはりかなり酒をのんで千鳥足で行かなければならない過酷な調査になると思う。特別に捜査費用を出すからシークレットでペイバーをして慎重に望むようにな。わかったか?きいてんのか?ヤジっ。目が
ハートに変わってるぞ。」
仕事とはいえ酒を飲むのは楽しい。バービアを数件はしごしてみる。しかし、ペイバーのことが気になっって気になって目が充血してきてしまった。
雨は降っていないが稲光が激しくなってきたようである。いよいよか・・・
ショウウインドに写る自分に笑いかけてみた。いや、こんな感じで笑ったほうがいいかな、いやもっとクールな感じで斜めから見つめる感じで「君。ペイバーね」OKOK。決まったな。ふふふ
シークレットへ入るときにいやらしい気持ちが悟られないようにスガスガしく颯爽と
「今日は暑かったね、ハイネケンとか飲んじゃおうかな。ね。じゃハイネケンね」「はあ〜〜〜?ドぅームアライ?」「いやだからね、ハイネケンね」「マイカウジャイ」ん?今度はママか?「スピーク
イングリッシュ?」「YESYES。だからねアオビアハイネケンね」
「O--ハイネケ〜〜ん OKOK」
今日は一緒に上がりのラーメンを食べる子を探さなければいけない。多少酔っ払っててもらいたいな^^
スタイル抜群の
デブが目に入った顔もまんざらでもないブスだ。よし
これだこのこならいろんなトコで食っているだろう味も詳しいかもしれない。
気持ちを振り絞って聞いてみた「テキーラ マイ?」「ん?テキーラ マイ?」沈黙・・・・・・・
「キン テキーラ 大マイ?」大かぁ〜〜高いのかな?結構今日使っちゃったしな・・・
あとで課長にこっそり会計マイちゃんに領収書上げてもらおうっと。
「OK 大カップ! でいいよ」
名前はナーム、コーンケーンからきた31歳。すっかり意気投合した、なんと僕のこと好きなようである。「ヤジ、かっこいいヤジかっこいい」というのである。ここまで嵌るとはびっくりだが・・
本日最大の任務である目の前で一緒にラーメンが食べたいと告げた・・
「ペイバーOK。ペイバーOK、ショット、ロングターム?」私はもちろん「ロングターーーム」と伝えた。大喜びで着替えに行った。彼女も初めて素敵な人に会えたと喜んでいるのだろう・・・あとで一生でもロングタイムOKと聞いてみよう。あいつキット喜ぶだろうな。あ、一人でにやけてしまった。
お〜〜スーパーダサい服も売ってるもうってるもんだな。。。だんだんおしゃれにしてあげよう。パタヤのシンデレラになるのも近いよ。
そう心に誓ってゴーゴーのドアを2人で押した、初めての共同作業だねと心同士で交わしたのはいうまでもない。
お。何も知らずにクイッティアォ作ってるな。よしよし。「バーミーサイ ガイ ソン チャン ナカー」
もう私は言葉の心配をしなくていいのだなと心がジーンとなった。
出来上がってきたぞ〜〜さてさてお手並み拝見といくか・・・
スープを一口、うんまずまずだね。問題の麺だか・・・・
その前にアンタ、食べる前から麺の上が真っ赤なからしで埋まってるんですけど・・・あそう。こうにするとうまいのといってるようだ。デブの体からはカプサイシンが暴れまくり噴水のように汗が吹き出ている。これだからスタイルのよいデブはかわいいのだ。
さて問題の麺だがはっきり言ってうまい。今まで一番うまいきがする。情報は正しかった。
私もからしちょっと足してふはふは言いながらバーミーを堪能いたしました。
よし、レポート書くのは明日にして今日はナームと楽しもう。ロングだからあわてることもないしガツガツしてると思われちゃうからね。
1時間半ほど、部屋でビールを飲みながらNHKを見ていたらナームがどうもお母さんの具合が悪いので薬を渡してあげたいからちょっと出かけてくるね。そうかさっき
支払いはしてあげたからそのお金で薬をかってあげるんだ・・・なんて心が優しいのだろう。
タクシー代渡してあげないとすぐ帰ってこられないよ。それもそうだな・・じゃー500bね。
ナームが帰ってくることはなかった・・・考えてみると彼女が知ってる日本語は「かっこいい」だけだったようだ。
その前に彼女?今お金入れるときに見えたIDカード男に見えたけどガトィウイ?
私は今日も「ハイ、屋台警察 ま1課です」
通りすがりは困るぜ、景気よく頼むぜポチっ
